ウエルカムボードは、もうすっかり結婚披露宴の必須アイテムになったように思います。 でも、結婚式というものは、そうたびたび経験できるものではありませんから、案外、多くの方が 『ウエルカムボードって何？』とおっしゃいます。 そこで、私がこの仕事に携って、いろいろ体験したことに基き、少しばかりご説明してみます。 ウエルカムボードは、一口に言って、結婚式会場の入口に飾る看板です。 「ここが私たちの結婚式会場です。ゲストの皆様、ようこそお越しくださいました。」 という感謝の気持ちを込め、今から始まるパーティが、とても華やかで楽しいものだという予感を お伝えする・・・本でいえば、表紙にあたるものなのです。 それだけに、ゲストをご招待する側としては、ウエルカムボードをどのようなものにするか、 じっくり考えどころです。 最近は、手作りのウエルカムボードを飾ってあるのを、時々見かけます。 例えば、スナップ写真やカードをボードに貼り付けてあるものなどです。 これは、アットホームな雰囲気作りに適している反面、披露宴会場の顔という点から見れば、 派手さに欠け、もっと自分たちの会場を目立たせてほしいなぁと感じたりします。 また、最近は、カリグラフィーがウエルカムボードの文字としては主流を占めていて、 文字のみのボードもよくあります。 生花等で飾って美しいのですが、花は会場内でふんだんに使用されていますし、やはり、 会場を目立たせる個性が足りないように思うんです。 そこで、ウエルカムボードには、絵を使用することをおすすめしたいわけです(^^)。 写真や印刷物と一味違い、手描きの作品は装飾品として優れており、また、おふたりの お好みに合った絵柄を選ぶことで、個性的演出をすることができます。 当初は、結婚式のみで注目され始めたウエルカムボードでしたが、現在は、バースディ パーティや展覧会、演奏会などにも使用されるようになってきました。 より華やかに、より個性的に催しをアピールするには、なくてはならない存在です。 ぜひ、当サイトのウエルカムボードを、ご覧になってくださいね！ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木内千鶴子